高校見聞録(仮)

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想起  

素材が良い知り合い女子に限って高校に入ると化粧がケバくなる法則。

せみです。




20110705.jpg


プリクラって撮ってる時が一番楽しい。


「思い出作り」と人はよく言う。

思い出作りという名前をつけて人は何かとその瞬間やその時間に取って代わる「何か」をカタチにして残したがる。プリクラも同じで、プリクラを撮りたがる女子が理解できない男子諸君は一度くらいは「なんでプリクラを撮るの?」「思い出だよ」というやりとりをしたことがあるんじゃないか。


自分もクラス会であったり何かの打ち上げであったり、学生らしくそれなりにプリクラを撮る機会はあるけど、なんだかんだプリクラって、撮ってる時が一番楽しい。

それは後から思い返してみても同じで、結局こういう「思い出作り」って、それ自体が思い出になるわけじゃなくて、それが思い出自体を想起させるトリガーにすぎないんじゃないか。


その瞬間の空気を含んだ「カタチ」から空気と思い出だけを抽出して、
残りは自分の頭の中で思い返す。
カタチでは死んでしまっていた情報も、頭の中でなら全てを生かしておける。


そういうふうに考えると、「思い出作り」としてみんなで400円出す行為もそれなりに納得がいく。自分の思い出の引き金が一人頭100円とか50円とかで買えるなら安いものだ。




ただ残念なことに、プリクラだと思い出が補正される。

髪は茶色くないし目はこんなに大きくない。肌もこんなに白くない。瞳の色ももう少しくすんだ茶色じゃなかったっけかなぁ。


そもそもプリクラって、観光地とかに置かれる「思い出作り」の機会だったのに、
気付いたらゲーセンと100円ショップに置かれる謎の箱になってしまった。

しかも美を追究する謎の仕様。
(つか補正かかる時点で女性達が美を追究しなくてもいいようになる怠惰)


進化を続けるうちに方向性が定まらなくなった補正ガンガンの小さな紙切れを見て、僕たちはあの日の景色やにおいを想起する。それも結局、「思い出」という名の輝きで補正されているけれど。それもいいかな、なんて。







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